ブランズウィックでの初期名唱から全盛期のコモドア/デッカ時代、晩年のヴァーヴでの枯れた歌声まで、20世紀を代表する不世出のディーヴァの全キャリアからセレクションしたベスト盤。
バードランド出演時の記録だが、正式な録音ではなく、エア・チェック・テープの3回分をまとめた音源。50年代初頭というすでに絶頂期を過ぎたレスターだが、その演奏は凡百のサックス奏者にはない説得力を持っている。ジョン・ルイスの参加にも注目。