制作・出演 : ローランド・ハナ
ウィズアウト・ア・ソング:ライヴ・イン・ヨーロッパ1969ウィズアウト・ア・ソング:ライヴ・イン・ヨーロッパ1969
2008年12月、70歳で他界したハバードが絶頂期の69年12月、ロンドンとドイツで残した未発表発掘音源。人気盤『ザ・ハブ・オブ・ハバード』(MPS)と同時期のライヴで、ワン・ホーンという点でも貴重。圧倒的なテクニックと歌心あふれるソロが秀逸だ。
JAZZ THE BEST Lagendary 150::枯葉JAZZ THE BEST Lagendary 150::枯葉
テーマを排除した「枯葉」で繰り広げられる驚異的なスキャットと、バラッドでの豊潤なフェイクで女王の貫禄を見せつけた、サラ・ヴォーンの表現力の奥深さを感じる傑作。ジョー・パスのサポートも光る。
アランフェス協奏曲アランフェス協奏曲
有名曲揃いのジム・ホールの名作。洗練されていて都会的で洒脱でリラックスしていて、そのくせどこか哀愁の漂う、CTIサウンドを代表する1枚だ。BGMとしてもジャズ入門としても最適。
CTI ベスト・オブ・ジム・ホールCTI ベスト・オブ・ジム・ホール
現代ジャズ・ギターの名手、ジム・ホールがCTIレーベルに残した音源から構成されたベスト・アルバム。大名曲「アランフェス協奏曲」をはじめ、ジャズ・ギターの魅力がいっぱいに詰まった1枚だ。アート・ファーマーの演奏も楽しめる。
ベリー・レアーベリー・レアー
1979年録音のライヴ・アルバム。アート・ペッパーやローランド・ハナなど、日本でも人気の高い豪華なメンバーが集結したカルテット編成。やはり盟友リチャード・デイヴィスとの相性がバツグンに光る。
ハッシャ・バイハッシャ・バイ
96年に東京で録音されたデュオ・アルバム。同発の『メモアール』の続編と言える作品で、2人の紡ぎ出す確固とした音世界が円熟味をもって胸に迫る。ゲストの打楽器奏者、小松が好サポート。
ラストコンサートラストコンサート
2002年に亡くなったピアノの名手の、正真正銘のラスト・コンサートを収めたライヴ盤。彼が愛した日本での演奏で、長年デュオを組んでいたベースの中山英二とのデュオだ。死の40日前とは思えない気迫がみなぎり、深い絆に結ばれた盟友との心を通わせながらの演奏が胸を打つ。