制作・出演 : 八神純子
1970年代を代表する女性シンガー、八神純子のベスト・アルバム。張りのあるハイトーン・ヴォーカルで歌い上げる、ドラマティックなナンバーが並ぶ。ヒット曲「パープルタウン」「Mr.ブルー〜私の地球〜」ほか収録。
78年から83年までにリリースされた楽曲から厳選したベスト盤。チャートに次々と送り込んだ曲の数々は色褪せることなく、またデビューの頃から、ラテンやサンバ、AORなどのエッセンスを取り入れた曲作りで、すでに彼女の世界ができあがっていることにあらためて驚かされる。
70〜80年代に全盛を誇ったヤマハ・アーティストの1stアルバムをCD化するシリーズ。今でも歌い継がれる表題曲をはじめ、ほぼ全曲を本人が自作して才能を見せつけた大ヒット作品。
“ヤマハのポプコン(懐かし〜)”系アーティストのベスト・アルバム発売続々、の一枚。クリア・ヴォイスでありながら、ふっくら艶やかな歌声は独特のもの。シングルB面曲も収録された、ほんまもんの“ベスト”ですから今しか知らないアナタにオススメ、でしょうか。
次から次へとヒット曲を放っていた77〜83年の八神純子のベスト・セレクション。ヒットしてから作曲家クレジットにD.フォスターらの名が登場した(9)をはじめ、(1)(2)など女性ポップスの一時代を築いた曲と八神純子の魅惑的な高音ヴォーカルがここで聴ける。
80年にリリースされた八神純子のベスト。ヒット曲、(6)(8)(9)(10)に加え、ポプコンっぽい素朴さがうかがえる(1)や(4)のような楽曲が収録されているのがミソ。山川恵美子作、鈴木茂アレンジの軽いボサ・ノヴァ(3)は今聴いても古くない。
この人は結婚してから面白くなってきた。いい意味での開き直りが音楽に現われている。かつては元気なだけだったヴォーカルも微妙なフィーリングを表現できるようになった。もちろんアレンジは夫君のJ.J.スタンレー。婦唱夫随で頑張っております。
八神純子8枚目のオリジナル・アルバム。2曲の英語曲をのぞき総て彼女の作詞・作曲でシンガー・ソングライターとしての自己主張を強めている。ポップ調に加え、テクノ風のビートに乗って軽快にうたわれるナンバーやバラードなどバラエティに富んでいる。