制作・出演 : 小林英之
日本を代表する世界的アーティストの名盤がごっそり集結! まさに究極! 邦人演奏家・オーケストラを主体とした“ベスト100”シリーズ。本作は、矢崎彦太郎指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏による、 サン=サーンスの交響曲第3番≪オルガン付≫、ルーセルの「バッカスとアリアーヌ」をライヴ収録したアルバム(2006年録音)。 <収録内容> 01. 交響曲第3番 ハ短調 作品78 ≪オルガン付≫ 第1楽章:(第1部)Adagio-Allegro moderato 02. 交響曲第3番 ハ短調 作品78 ≪オルガン付≫ 第1楽章:(第2部)Poco adagio 03. 交響曲第3番 ハ短調 作品78 ≪オルガン付≫ 第2楽章:(第1部)Allegro moderato-Presto 04. 交響曲第3番 ハ短調 作品78 ≪オルガン付≫ 第2楽章:(第2部)Maestoso-Allegro 05. バッカスとアリアーヌ 作品43 第1組曲 Allegro con brio 06. バッカスとアリアーヌ 作品43 第1組曲 Allegro vivace 07. バッカスとアリアーヌ 作品43 第1組曲 Meno allegro 08. バッカスとアリアーヌ 作品43 第1組曲 Allegro 09. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Andante 10. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Poco piu allegro 11. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Allegro 12. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Andante 13. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Andante 14. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Moderato e pesante 15. バッカスとアリアーヌ 作品43 第2組曲 Allegro brillante
ベストセラーとなった企画の第2弾。今回もファンにはたまらないアルバムだ。彼女が“旦那”と呼ぶストラディヴァリウスを独特の弓さばきで思うように鳴らしながら、情念すら感じさせる音楽性メロディを歌いあげていく。出しゃばらないオルガンの音色と演奏が心憎い。
パイプ・オルガンの包容力あふれる響きが、沈潜するヴァイオリンの音色を優しく包む。しかし、なぜか日本を強く感じる音風景。このアルバムの意図は、この風景を実現せしめることにあったに違いない。「アヴェ・マリア」のクライマックスがここまで胸に迫るとは。★