制作・出演 : 御喜美江
涙のパヴァーヌ〜アンティクィティーズ涙のパヴァーヌ〜アンティクィティーズ
アコーディオンにヴィオラという楽器の音の魅力を知悉した仕掛け満載。耳の関心と知的興味を両立させ、じっくりと音の深みに引き込んで聴く愉しみを満たしてくれる津々脱帽の逸品。古楽で蒼色に染まりアコーディオンで情動惻々相貌を変えるバッハ。うーむ。★
日本のアコーディオン音楽日本のアコーディオン音楽
世界的なアコーディオン奏者、御喜美江が現代日本人作曲家の作品を奏でる。その多くが御喜のために書かれたものであり、特殊奏法などを交えた御喜のアコーディオン・ワールドが展開される。
時の深みへ〜今井信子・御喜美江デュオ時の深みへ〜今井信子・御喜美江デュオ
ヴィオラとアコーディオン。意外な組み合わせのようだが、音色といい、ちょっとインティートな音の佇まいといい、しん、とウェットにカラダに染み込むシブい響きが生まれる。細川、高橋、ユンの書く濃密な音が難解にオチず、耳を“深み”に誘い込む。
スカルラッティ:ソナタ集スカルラッティ:ソナタ集
ばりばり挑戦する御喜美江らしいアルバム。あっと驚く出来だ。水と油ともいえる作品(1曲だけオルガン用として書かれた曲がある)をここまでアコーディオンの曲にしてしまった御喜の力量に脱帽。もうこうなると何でも出来てしまいそう。まず一聴を。★
PREV1NEXT