制作・出演 : 松井秀太郎
YES! We are a “BIG BAND”!! 新メンバーを迎えた結成20周年記念オリジナル・アルバム。 ●ジャンルを超え世界規模での活躍を続けるピアニストの小曽根真の呼びかけで、2005年に結成された総勢15名のビッグ・バンド「No Name Horses」。 エリック・ミヤシロ、中川英二郎をはじめ、メンバーはいずれも自身のバンドでリーダーも務め、あらゆるシーンで活躍するジャズ・ミュージシャンばかり。 ●これまでに6枚のアルバムをリリース。長年の信頼関係に基づいた高度なアンサンブル、小曽根を中心とするメンバーの多彩なオリジナル曲、そして尽きない創造性と遊び心で、他に類を見ないビッグ・バンドに成長。日本のみならず海外でも公演を展開してきました。 ●2025年に結成20年目を迎えるにあたり、バンド名を「小曽根真 featuring No Name Horse」から「小曽根真 No Name Horse」に改称し、3名の新メンバー(松井秀太郎、陸悠、小川晋平)を迎えた新体制で録音された5年ぶりのニュー・アルバム。 ●ビッグ・バンドの王道に立ちかえり、最高に気持ちのいいスイングと響きをコンセプトに、各メンバーが新曲を持ち寄って制作されました。 ●2025年には全国ツアー「小曽根真 No Name Horses 〜20年目のthe DAY 1〜」を2回に分けて開催します。 小曽根真 No Name Horses 小曽根真(p, org) エリック・ミヤシロ(tp, flh, picc tp) 奥村晶(tp, flh) 松井秀太郎(tp, flh) 岡崎好朗(tp, flh) 中川英二郎(tb) マーシャル・ジルクス(tb) 山城純子(b-tb) 岡崎正典(as, ss, cl) 池田篤(as) 三木俊雄(ts) 陸悠(ts, fl) 岩持芳宏(bs, cl) 小川晋平(b) 高橋信之介(ds)
ファースト・アルバム 「STEPS OF THE BLUE」 の発売から一年。 この一年のコンサートや作曲活動を通して トランペットという楽器で「歌を歌う」ということが 自分のやりたい音楽の核だと確信しました。 ジャズが大好きになったきっかけであり、 ミュージシャンとしての親のような存在である小曽根真さんにプロデュースしていただいた、 世界の第一線で活躍する大好きなミュージシャンたちとの夢のようなレコーディング。 最初に音を出したときから、 曲に命が吹き込まれたかのように 音楽が行きたい方向に進んでいくのを感じました。 ニューヨークでの演奏を熱量までそのまま封じ込めたようなこのアルバムを お楽しみいただけると幸いです。 松井秀太郎
このアルバムを聴いて、ジャズ界にまた新しい才能が現れたとぬか喜びしていてはいけないのだ。 むしろ松井秀太郎とは、音楽がジャズの世界に持ち込んだ時限爆弾のようだ。 いつどこで何が弾けるのか? いまのところまだ、ジャズは無事らしいのだが、かつてジャズはそういう危険な場所だったことを思い出した。