制作・出演 : BONNIEPINK
スウェーデンのプロデュース・チーム“Burning Chicken”との共同プロデュースによる9枚目のフル・アルバム。男性的ともいえる力強いビートを軸にしたロック・サウンドのなかで切なくもきらびやかなメロディが舞う。いつになくポジティヴなリリックも、きわめて魅力的。
まるで砂漠のように乾いた現代、ときには「水をちょうだい!」と叫びたくなることもあるーーそんなメッセージを伝えるミディアム・チューン。繊細かつダイナミックな手触りを持つリズム・アレンジと叙情的なストリングがひとつになったサウンドも素晴らしい。
スウェーデンのプロデュース・チーム、Burning Chickenとの共同プロデュースによる2007年第1弾シングル。アクロバティックなビートと刺激的なサウンド・エフェクトを軸にしたトラックのなかで、カラフルにしてアグレッシヴな旋律が舞う、新機軸のダンス・チューン。
ヒット曲[1](1)、話題の[2](14)、映画『嫌われ松子の一生』テーマ・ソング[2](11)を含む、珠玉のコンプリート・ベスト2枚組全28曲。デビューから10年。惚れ惚れする完成度の高さと充溢感、タイミング。まさにポップスの神様に祝福された誉れの一枚!★
資生堂ANESSAのCMソングは夏らしいアッパー・チューン。CM用にサビだけ作ってあったのを、急きょフル・サイズを作成した。スウェーデンのプロデュース・チーム、Burninig Chickenが前作に引き続き制作を担当。(2)はリトル・クリーチャーズの鈴木正人とコラボレートした。
タイトル・ナンバーは、自身も出演する映画『嫌われ松子の一生』のテーマ曲。迫力あるビッグバンド風アレンジで歌い上げるのは、はかないソープ嬢の世界。邦人アーティストとしては珍しいアプローチで、シンガーとしての力量を誇示している。カップリング2曲はライヴ音源。
前作で復活したトーレ・ヨハンセンらスウェーデン組との相性がよほどよかったようで、パワー・ポップからダンス・ミュージック寄りの曲までこなれた風情で歌っていく。案外スタッフ気質の強い人なのだろう、感情が前面に出てこない反面、完成度は高い。
前作に引き続きプロデュースにトーレ・ヨハンソンを迎え、アグレッシヴで80's的なロック色の強いサウンドを前衛的なエレクトロニクスで展開。強靱で鮮やかなシンセの音色もまぶしい。大胆なプログラミング、甘くソウルフルな彼女の歌声にも心奪われる。
2005年9月にデビュー10周年を迎えるBONNIE PINKの初のフル・カヴァー・アルバム。彼女の音楽的ルーツである楽曲を、洋邦問わず交流のある豪華アーティストたちとフリーにコラボレートした話題作だ。
98年の2nd『evil and flowers』以来、久々にトーレ・ヨハンソンと強力タッグを組んだ傑作アルバム。シングル「Private Laughter」ほか全12曲入り。
共同プロデューサーにMatt Cooper(OUTSIDE)を迎えたロンドン録音のニュー・アルバム。新しい環境で生まれたクール&ビューティな楽曲群が新鮮な印象を与える、新境地を開いた1枚。
何年ぶりだろう? ニューヨークでの刺激的な音作りなどをはさんで、再びトーレ・ヨハンソンをプロデューサーに起用した伸びやかなポップス。すべてトーレの打ち込みと演奏によるものだが、機械的ではなく実にハート・ウォーミング。ファルセットがとてもキレイ。
アルバム『Let go』『Just a Girl』の楽曲を中心にしたボニー・ピンク初のリミックスCD。テイ・トウワによるデビュー・シングル「オレンジ」のほか、コーネリアス、DJ HASEBEらが参加。正統派クラブ・ミックスからエスニック風まで、アプローチは実にさまざま。
5枚目となるアルバムが完成。彼女のアルバムというと、ひとりのプロデューサーとじっくり制作するという印象があったが、今回は本人も含め、複数の人材を起用。バラエティに富んだ作品となった。
古くからの友人・松岡モトキ、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野心也との共同プロデュース作。久々に日本でレコーディングされ、爽やかなのにどこか切なくなるメロディは彼女ならでは。