制作・出演 : NavKatze
Gentle&EleganceGentle&Elegance
テクノといえばそうだろうが、そのひと言では語り切れないものがある。その独特のクール感はテクノの無機質さとマッチしつつも決して機械的ではなく、しっかりしたメロディと言葉と歌声が、柔らかさや清らかさを醸し出す。全11曲中3曲はリミックス。
Never mind the distortionNever mind the distortion
3部作の最後を締めくくるリミックス集。ウルトラマリンやエイフェックス・ツインなど、ブリティッシュ・テクノの精鋭たちの手で、もうひとつのナーヴ・カッツェが作り上げられている。オリジナルとの、解釈のギャップを聴き比べると楽しいはずだ。
OUTOUT
「ハイテク・ガレージ・ポップ!」という触れ込みもスゴイが、当たってるから尚すごい。ゲストにLUNA SEAや藤井麻輝(SOFT BALLET)、Asa-changの顔ぶれも見られる独特の世界は、なぜか強烈にナマっぽい。時代に乗る時が来たか?
ザ・ラスト・ローズ・イン・サマーザ・ラスト・ローズ・イン・サマー
ドラムが抜けて2人になってしまったナーヴ・カッツェですが、こちらの心配をよそに1曲目から、ぶっ飛ばす。私は飯村さんの豪快なギターが聴けてうれしい。ひと皮むけて極太になった感じだ。楠均(くじら)や朝倉弘一、寺谷誠一らのサポートも光る。
新月新月
前作からの延長線上にあるといっていい作品。闇と光、純粋なものと邪悪なもの、暖かさとクールさ、透明感と深み、表裏一体になった事象を巧みにすくい上げ、毅然とした音で表現する。心地よさと共に怖さも感じさせるあたり、タダ者ではない。
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