制作・出演 : PLAGUES
ラブ・サバンナラブ・サバンナ
さまざまな音楽が世界中にひしめく今、地図の上には彼らのバンド名を刻んだ一帯があるはずだ。そこはカラッと渇いた気持ちいい風と、新鮮だけど懐かしい匂いもする空気、砂まじりに望む黄色い太陽なんかがいつでも感じられる場所。こういうロックが好きだ。★
センチメンタル・キックボクサーセンチメンタル・キックボクサー
初期のドゥービー・ブラザーズを思い出してしまいました。スッキリと、力強く、それでいて腰が入ったしぶとさもある。曲はわかりやすくメロディアス。ギターの抜けのいい音はワイルドでちょっと泣かせもする。ハモンドがいい響きを背後に加えています。
カルフォルニア・ソロウ・キングカルフォルニア・ソロウ・キング
本年2作目にあたるフル・アルバム。おそらくは、イギリスの同世代のバンドたちの音に触発されたところからスタートしているはずの彼らの唄たちに、まぎれもない「日本のロック」の伝統が感じとれるのが、実に興味深い。それともワタシが年とった証拠?
リトル・バッファロー・ララバイリトル・バッファロー・ララバイ
ザラついた音色で荒々しい演奏、だけど3ピースながら鍵盤各種を巧みに効かせてR&Rのツボをビシッと押さえたアレンジ。所々に匂うスワンプ系のノリ。何ヵ月か前にライヴを観た時は正直ガッカリしたけど、レコーディングものはとてもカッコいい。
Ride,ride,rideRide,ride,ride
ギター、ベース、ドラムスという3人編成でキリキリした鋭利なサウンドを届けるプレイグス。1stアルバムに続くこのepは、ライヴ・ヴァージョン2曲(3)(4)を含む4曲入り。ビジュアルも“今”を意識していてなかなかオシャレ。ヤバめのニオイが堪らない。
ビーチ・ライダー77ビーチ・ライダー77
米グランジや英デムズ・ヴァレーとの共振をみせるかのような、プレイグスのデビューEP。伸びやかなポップ・メロディも映えたハードなサウンド・メイクもなかなかで、この手の日本のバンドの欠点である歌も個性があるのが良い。一度ライヴを見たい。
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