音楽むすび | ギズモドローム

ギズモドローム

ギズモドローム

スチュワート・コープランド(ポリス)、エイドリアン・ブリュー(キング・クリムゾン、デヴィッド・ボウイ)、
マーク・キング(レヴェル42)、ヴィットリオ・コスマ(PFM)が生み出す奇想天外なポップ・ワールド!
一筋縄ではいかない超絶ミュージシャン達がイタリアに集結、類い希なるスーパー・バンド“ギズモドローム”が始動する!

ギズモドロームの歴史は2000年代初め、元ポリスのドラマーであるスチュワートがイタリアのジャズ/プログレッシヴ・キーボード奏者ヴィットリオ・コスマと
出会ったことから始まる。意気投合した彼らは共演プロジェクトでの活動を開始、2003年のライヴを収録したCD/DVD『La Notte Della Taranta』(2004)を発表している。

2人は10年以上ライヴ活動を行い、曲を書きためてきたが、満を持して本格的バンドとしてのスタートを切ることを決意。新メンバーとして白羽の矢を立てたのが
フランク・ザッパ〜デヴィッド・ボウイ〜キング・クリムゾン〜ソロとして唯一無比のギターを聴かせてきたエイドリアン・ブリュー、
そしてレヴェル42で超絶スラッピング・ベースを聴かせるマーク・キングだった。

スチュワートとヴィットリオが10年以上書きためた楽曲を元にしながら、バンド全員で進化させていった全12曲。ポリスの名盤『シンクロニシティー』(1983)に
スチュワートが提供した「ミス・グラデンコ」を思わせるエキセントリックなポップ/ロックもあれば、エイドリアンのフリーキーかつスリリングなギターも全開。
マークはあえてスラッピングを封印、よりソリッドなベース・プレイで存在感を発揮する。スチュワートはこの音楽性を“パンク・プログレッシヴ”と形容している。
「手数の多いドラム・フィル、頭がイカれたギター...町に火を放つようなサウンドだよ」

当初はスタジオ・プロジェクトとして始動したギズモドロームだが、4人の生み出す黄金のケミストリーに、急遽ライヴも視野に入れた長期的活動を行うことが決まった。
彼らは2018年、大規模なワールド・ツアーを行うことを予定しており、本作からの楽曲に加えて、彼らの過去のバンドのナンバーも演奏する意志もあるという。
20世紀のロックの歴史を刻んできた男たちが21世紀、新たな伝説を築く。ギズモドロームに刮目せよ。

【メンバー】
●スチュワート・コープランド(ドラムス/ヴォーカル)
1952年、アメリカ生まれ。父親はCIA高官。1977年にポリスを結成、ロック界のスーパースターとなる。1984年の活動休止後はソロ・キャリアや映画音楽など、マイペースな活動を繰り広げてきた。

●マーク・キング(ベース/ヴォーカル)
イギリス出身のベーシスト。レヴェル42のフロントマンとして幾多のヒットを飛ばす一方で、アラン・ホールズワースとも打々発止のバトルを繰り広げた超絶テクニシャンでもある。

●エイドリアン・ブリュー(ギター/ヴォーカル)
アメリカ出身のギタリスト。フランク・ザッパからデヴィッド・ボウイ、トーキング・ヘッズ、キング・クリムゾンなどで個性的すぎる(時に変態とも呼ばれる)ギター・プレイを披露。ポール・サイモンやナイン・インチ・ネイルズからも信頼の厚いギタリストだ。

●ヴィットリオ・コスマ(キーボード/ヴォーカル)
イタリア出身のジャズ/プログレッシヴ・ロック界でリスペクトされてきたミュージシャン。TVや映画音楽、エリオ・エ・レ・ストリエ・テーゼでの活動を含め、イタリアの音楽シーンではその名を知られる存在だ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP