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複雑すぎるリズム、テクニカルの極地、ブラストビートの嵐、比類なきブルータリティ。
ジェントのパイオニア、メシュガーによる『ObZen』のリリース 15 周年記
念リマスター盤が登場!エクストリーム・メタル界に燦然と輝く歴史的名盤を、よりクリアでパワフルな音像で楽しめる!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

エクストリーム・メタルに極端に複雑なリズムを持ち込み、後のジェントの礎を築き上げたスウェーデンのメシュガー。
その影響力は計り知れない。結成は87年。何本かのデモを発表した後、当時新進気鋭のレーベルであったニュークリア・ブラストと契約。
91年のデビュー・アルバム『Contradictions Collapse』では、まだまだスラッシュ・メタルの範疇でくくれる音楽性を見せていた彼らだが、次の『Destroy, Erase, Improve』(95 年)で一気に覚醒。
アラン・ホールズワース等のジャズ系ギタリストからの影響を取り入れた本作こそ、メシュガーの真の出発点となった作品である。
その後もアルバムを重ねるごとに、作風はますます複雑化。
メシュガーは、エクストリーム・メタル界で最も先鋭的なバンドとなっていく。とりわけ 08 年にリリースされたアルバム『ObZen』は彼らの最高傑作にして、エクストリーム・メタル界に聳え立つであることに異論を持つものはいないだろう。
この度、その『ObZen』がリリース 15 周年を節目に再発となる。
本作について、今さら多くを語る必要はないだろう。複雑すぎるリズム、テクニカルの極地、ブラストビートの嵐、比類なきブルータリティ。
知性と暴虐性の仕様。これをメシュガーの頂点とするものも少なくないのも納得の大名盤だ。
今回の再発ではリマスターが施され、よりクリアでパワフルな音像でこの歴史的作品を楽しむことができる。
メシュガー・ファンは当然必携。テクニカルなエクストリームを聴いてみたいという方にも、絶好の入門となる作品だ。

【メンバー】
イェンス・キッドマン(ヴォーカル)
マルテン・ハグストローム(ギター)
フレドリック・トーデンダル(ギター)
ディック・ロウグレン(ベース)
トーマス・ハーケ(ドラムス)

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