風と 落ち葉の 季節に
1曲目から鳴り渡る玄一徹ストリングスの調べが、聴き手の気分を秋モードへと切り換えてくれる切ない全12曲。実直なイメージが強かろう彼だが、今作での歌詞には内省的な展開も多々あり、「桜」での彼とはまた違った一面が露わに。林立夫ら、バックの演奏が頼もしい。
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同じ「桜」のタイトルでも、こちらは河口恭吾の「桜」。チャートでじわじわとリクエストが増えて、ファースト・アルバムからのシングル・カットとなった。切々と訴えかけるファルセットなヴォーカル。美しくシンプルなメロディが感動的だ。カップリングの2曲も心に染み入る曲だ★ 2003/12/10 発売
大ヒット・シングル「桜」「愛の歌」「水曜日の朝」を含む、河口恭吾のワーナー移籍後初のアルバム。日本語の持つ普遍的な美しさを大切にした、いかにも河口恭吾らしいエヴァーグリーンな1枚。 2004/09/23 発売
一曲のヒット曲がその人のイメージを固めてしまう不幸な例は、特にシンガー・ソングライターによく見られる。河口も「桜」の印象が強いが、実は切々と歌い上げるだけじゃない、多くの芸を持った懐の深い男だということをこの再発されたアルバムは教えてくれる。 2005/02/16 発売
2002年8月にリリースした3枚目「オメガの記憶」から2005年8月の「私のすべて」までのシングル曲を収録した初のシングル・ベスト。ダイハツTanto CustomのCM曲で尾崎豊の名曲をカヴァーした(1)や「桜」の二胡との共演ヴァージョンなど聴きどころの多いアルバム。 2006/02/22 発売
河口恭吾のポップな才能を伝える移籍第1弾シングル。些細なことで言い争いが絶えないけれど、ホントは君といるだけで幸せなんだ、というキュートなメッセージと切なくも軽やかなメロディが優しく包み込んでいる。ダイナミックなバンド・サウンドもスッキリと気持ちいい。 2006/06/28 発売
これが4枚目のアルバム。全曲自らの作詞・作曲。自らと同世代の人々の日々と、その日々に思うこと、思うであろうことが、率直に歌い込まれている。恋愛について、人生について、そして社会に対して思うこと……。日常的であるということは、リアルだということ。 2006/10/25 発売
14枚目のシングルは、アコースティック・ピアノをバックにしたシンプルなラブ・バラード。優しさを感じさせる真摯な歌声が見事に活かされた楽曲で、日常の中での愛する人への想いを切々と歌い上げている。バラードだけあって歌の上手さがひしひしと伝わってくる。 2006/12/27 発売
13枚目のシングルは、3曲とも、メロウで暖かい楽曲。「幸福の歌」「ずっと二人で」、ともに“歩いて行こう”という歌詞が出てくるが、その歌詞に象徴されるような、ゆったりゆっくりと、しかし前を向いていこうという思いが、どの楽曲にも感じられる。 2007/04/18 発売