96年、ジュニア・マフィアからソロ・デビューしたセクシー女性ラッパー、リル・キムの4作目。スヌープ・ドッグらをゲストに迎えた本作は、挑発的なライムも一段と過激さを増し、多彩なプロデューサー陣によるモダンな音作りもMCの女王に相応しい。
ビギーのクルー、ジュニア・マフィアの紅一点、リル・キムのソロ・デビュー作。堂々と女を売り物にする姿勢には賛否両論あるが、それを置いとけば、多数のプロデューサーを起用した起伏のある作りは音楽的に聴きやすいし、キムのラップも肝が座っている。 1997/02/25 発売