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『グーという名の少年』で成功した彼らも実はパンク出身、89年の本セカンドも直線的な潔いパンクの応酬だが、ポップなメロディにアコギの使用と今に至る原点が見え、またメタル・ポップ的妙もあり、実現しなかった可能性が見えるところも興味深い。
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来日公演も終了したグー・グー・ドールズの前作がCD化。ポール・ウェスターバーグも参加したナンバーもあるように、アメリカの音楽シーンの絆の強靱さを感じさせてくれる出来ばえだ。まぁ、アルバム1枚となると、ちょっと飽きるところもあるけど。 1996/05/25 発売
米3人組のミニ・アルバム。サントラ『バットマン&ロビン〜Mr.フリーズの逆襲』に使われた重量感のあるロック・ナンバー(1)、アコースティック・ギターを使ったフォーキーな(2)、95年の5枚目から適度にポップな(3)と、3種類の異なる味が楽しめる。 1997/10/05 発売
3年ぶりの新作にして改作からのセカンド・カットの(1)を含む3曲入り。せつない歌詞をメロディアスに歌い上げた秀作ではあるが、(1)(2)ともアルバムと同録音で、唯一未収録の(3)に関してはデータが皆無とは。シングルから入るリスナー向けサービスも欲しい。 1998/11/15 発売
大ヒット・アルバム『ディジー・アップ・ザ・ガール』からの最新シングル(1)に、アルバム未収録ヴァージョン3曲を含む4曲を加えた来日記念EP盤。アルバム未収録の3曲の中では、アコースティック・ギターのみをバックにしたスタジオ・ライヴ風の(2)が新鮮。 1999/02/05 発売
かのニューヨーク・ドールズを多分に意識したようなバンド名の彼らが放つ3rd。N.Y.ドールズ、そしてラモーンズあたりから譲り受けたルーズながらもポップな感覚は、流行から一歩かけ放れたところで特異なムードを醸し出す。カッコ良くチープに迫る本作は痛快だ。 1999/02/24 発売
愛され続ける歌を奏でるアメリカン・ロック・バンド、グー・グー・ドールズ!! 豪華プロデューサー陣を迎えた、通算11作目となるニュー・アルバム!! 今年2016年は、グー・グー・ドールズの結成30周年となる記念年! ”アメリカン・ロックの良心”的存在として、美しいメロディーとエッジの効いたサウンドを フィーチャーしたヒットを連発。テイラー・スフィフトもステージで取り上げている、全米NO.1を 記録した「アイリス」は、1999年グラミー賞4部門ノミネートの、バンド最大のヒット・シングルとなった。 長年のキャリアを通じて、素晴らしい楽曲を生み続けている。※新曲にはECHOSMITHのシドニー参加 7月から、コレクティヴ・ソウルとトライヴ・ソサエティを従えて北米ツアーに乗り出す。 そして10月からはヨーロッパ・ツアーが予定されている。 親日家のロビーは洋楽専門誌『イン・ロック』に毎月『ROBBY'S LOBBY』というコラムを寄稿している。 <収録内容> 01: オーバ・アンド・オーバー 02: ソウルズ・イン・ザ・マシーン 03: フラッド(feat.シドニー・シロエタ) 04: ザ・ピン 05: ボクシーズ 06: フリー・オブ・ミー 07: リバース 08: ラッキー・ワン 09: ソー・アライヴ 10: プレイヤー・イン・マイ・ポケット 11: ロング・ウェイ・ホーム <日本盤のみBonus Track収録予定> 2016/05/11 発売