音楽むすび | 鯛〜最後の晩餐〜

鯛〜最後の晩餐〜

鯛〜最後の晩餐〜

今年77歳(喜寿)2018年3月27日(火)
スネークマン・ショーへの参加でも知られ、DJ、VJ、ナレーター、俳優、タレントとしても活動する小林克也。
音楽業界や現在の日本のエンターテインメントの形に多大な影響を与えた人物である。そんな小林克也が喜寿(77歳)を迎える2018年3月、
自身が結成したザ・ナンバーワン・バンドのニューアルバムを、メジャーとしては実に25年ぶりにリリース!

メジャー作品「ます」(1993)以降オリジナルアルバムとしては25年ぶりの新作
前作をリリースしたのち、しばらく音楽活動から離れていたが、一時期の体調不良の後、2013年にザ・ナンバーワンバンドの
メンバーが「もう一度あつまってライブをしたい!」と語っていた話を人づてに聞き、それをキッカケとしてアルバム制作を開始。

過去作品では豪華ゲストの参加も特徴の一つであったが、本作は「おそらくこれが最後のアルバムになると思うので(笑)、
納得いくまで音作りに集中する」ため、83年の第1作「もも」から共に活動してきた小林克也とザ・ナンバーワンバンドの
オリジナルメンバーである佐藤輝夫の2人だけで作り上げた作品となった。

日常のナレーション業務などの合間に、週に1回程度のペースでスタジオに入り制作作業を重ね、
2018年1月に今回のアルバムに収録される全18曲が完成。
タイトルには喜寿を迎える「めで鯛」と、同時に「おそらく最後(笑)」という想いを込めて、「鯛〜最後の晩餐〜」と名付けられた。

唯一無二の小林克也の”声”とエキセントリックな言葉選びは本作でも健在で、佐藤輝夫が以前大瀧詠一の番組を制作している時に
本人と話をする中で「レゲエは音頭である」という大瀧詠一の言葉から着想を得て制作されたという、レゲエと音頭の音楽性が融合した
「LET’S MAKE LOVE 〜REGGAE ONDO〜」や、小林克也ならではの多彩な声色を濃密ファンクサウンドに乗せ、
経験のない若者の”キスしたい”衝動について歌った「FUNKY KISS」などを収録。
長きに渡り、さまざま形で声・音楽に携わる仕事を積み重ねてきた小林克也にしかできない、様々な音楽性を凝縮したアルバムとなっている。

また、アルバム発売を記念して東京、広島、名古屋、埼玉で実施することが決定。
アルバム制作のキッカケとなった一言をくれたザ・ナンバーワンバンドのメンバーが再び集結し、
実に32年ぶりとなるワンマンライブで一緒にステージに立つ!

<小林克也コメント>
おめで鯛な!最後の晩餐。
ボクは昔の相棒の心をこじ開けました。テルちゃんは天才助け人です。毎週毎週二人の家庭内的手作りが始まりました。
大昔のスネークマン・ショーやザ・ナンバーワン・バンドは豊満なバブルに向う国への破壊工作でしたが、今回の「鯛 〜最後の晩餐〜」は
地味な夢や愛を送り続けています。そう、改心したのです。家では「サージェント・ペパー」と呼んでいます。

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