福原流家元・福原百之助に師事した福原百華の作品集。オーケストラをバックに演奏される篠笛の音色は、不思議な安らぎに満ちている。『こもれび』に続く3rdアルバム。
しの笛というのは、つまり和笛で、今風の曲を演るとどんな具合になるのかなと。その昔、初めて尺八ジャズを聴いたときはずい分違和感があったけど、こちらは案外スンナリと耳に入った。なかでも(2)の桑田メロディーがハマッているのには、さもありなん、と。 1991/09/05 発売