響きに重きを置くジャズ・ピアニストは比較的少ないのだが、おそらくクラシック出身なのだろう、サントルソラは響きに着眼している。3度と6度の音程を基準にした独特な調律法を活かして、自分のスタイルの効果を最大限に発揮している。