J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV.722〜801
バッハ生誕200年祭のオルガン・コンクールで、カール・リヒターと1位を分け合ったウェーバージンケのピアノによるバッハ。シンプルながらも奥深い作品を誠実かつ真摯に取り組んで、その真髄を引き出している。
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2声、3声という極めて単純な構成の曲だが、よくマアこんなに多彩な音楽を作るものだと感心する曲集だ。単なる練習曲の範囲にとどまらない。それをウェーバージンケは、実にていねいに弾いている。ピアノの響きを大切にした奏法は見事だ。 2000/04/26 発売