THE BOOM 2
ヒット曲を集めた“赤盤”に対して、こちら“青盤”は隠れた名曲集といったおもむき。時にやり過ぎ、考えオチのきらいもある彼らだが、(4)や(5)のような「日本の歌」への取り組みは評価したい。(2)がいかにもYMO世代らしい音作りなのがおもしろかった。
関連音楽
デビュー当時のナンバーから92年までの作品から選んだ14曲をリミックスしたベスト・アルバム。素直に、初期の彼らの代表作が集められていると思う。シングル曲、ライヴで人気の高い曲、そして後の傾向を示す曲など、彼らの歩みと成長がわかる。 1992/09/21 発売
「島唄」の大ヒット以後、音楽で世界一周の旅を続ける彼らの足跡をたどるベスト盤。沖縄、キューバ、インドネシア、ブラジルなどの匂いが、宮沢和史の情緒たっぷりのヴォーカルに溶け込んで行く様は実に圧巻。そして、(11)の衝撃が聴く人の胸を撃ち抜く。 1997/01/22 発売
デビューから10年間のシングル曲をすべて収録の2枚組全21曲。[1](1)はホコ天時代の人気曲にしてデビュー曲だが、ストレートなロックンロールっぽいなかにアレッというような味つけがあったりして、その後のブレイクも不思議ではないと後追いの感想。 1999/02/27 発売
W杯アルゼンチン・チームの応援歌というわけでボーナス・トラックには同国で大ヒットのアルフレッド・カセーロ版「島唄」を収録。沖縄や奄美諸島の音楽がボーダーレスな魅力を持つ以前から知られているが、カセーロ版の違和感のなさを聴くとその感がますます強くなる。 2002/05/22 発売
南米向けに発売されたベスト盤の逆輸入発売。THE BOOMのインターナショナルな音楽性を強調した選曲は、結果として彼らの濃い部分を抽出することにもなった。非常に強力かつ聴いて気持ちいいコンピで、いい意味で“かけっぱなし”が似合いそう。彼らと出会うのに最適。★ 2002/09/19 発売
1989年5月に発表された1stアルバム。スカを中心に、ストリートでバンド活動していた彼らならではの勢いを感じさせるナンバーがそろう。「君はTVっ子」などユニークな視点を感じさせるものも。 2005/08/03 発売
1994年11月、1年3ヵ月ぶりに発表された6作目。ヒット曲「風になりたい」のほか、ブラジルを基調にした作風で、サンバ、ボサ・ノヴァで完成度の高い演奏を披露。 2005/08/03 発売
デビュー20周年を記念したコンプリート・ベスト・アルバム。シングル曲はもちろん、インディーズ時代の音源などレア曲も収録。彼らの軌跡をたどることのできる2枚組だ。 2009/05/20 発売
デビュー20周年を記念した5年ぶりのアルバム。タイトルどおり、バンドとしてのグルーヴ感にこだわった作品。ぬくもりのあるリズムから、このメンバーじゃなければ、という矜持を感じる。かすかな諦観とともに前向きな意志を感じさせる「数え切れない人の中で」や「First Love Song」が心にしみる。 2009/10/07 発売
★仕様/特典 通常盤 2CD ■ブックレット デビュー25周年の集大成! 新録音源も収録。 1989年5月21日にデビューしてから25年間、THE BOOMとして残してきた数多くの名曲をライブで人気の高かった曲を中心に25曲を選曲、 ボーナストラックとして2013年のZepp Tokyoでのライブ音源やファンが参加して録音された「風になりたい」のスペシャルコーラスヴァージョンを収録。 ヒストリー盤用に新たにレコーディングされた7曲も収録。 <収録内容> 星のラブレター 《*Re-Recording》 不思議なパワー 《*Re-Recording》 なし 《*Re-Recording》 釣りに行こう 《*Re-Recording》 中央線 《*Re-Recording》 からたち野道 《*Re-Recording》 そばにいたい 《*Re-Recording》 島唄 真夏の奇蹟 berangkat -ブランカー 風になりたい 《*Re-Recording》 時がたてば Call my name 故郷になってください いつもと違う場所で 神様の宝石でできた島(THE BOOM / 2001 ver.) この街のどこかに 24時間の旅 明日からはじまる My Sweet Home First Love Song 歌いたくない夜 赤春 ~せきしゅん~ シンカヌチャー(THE BOOMヴァージョン) 世界でいちばん美しい島 <ボーナストラック> 風になりたい ~2014.5.21渋谷公会堂・ヴァージョン~ 《*Re-Recording》 島唄 ~2013ライブ・ヴァージョン~ 世界でいちばん美しい島 ~2013ライブ・ヴァージョン~ ※曲順未定 2014/09/17 発売