J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
アレシュ・バーラタは、60年チェコ生まれの新星。その音楽は、伝統を踏まえながらも、新しい感覚を取り入れたもの。プラハの「芸術の家」のオルガンをめいっぱいに鳴らしながら、壮麗で芳醇な響きを作りだすウデも大したもの。録音も上々だ。
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おなじみプラハのドヴォルザーク・ホールのオルガン。60年生まれというチェコの若いオルガニストによる全集の1枚目。派手なことをしない人で、幻想曲でも即興的な趣はなく、フーガもそれほど切迫感を感じさせないで歌う。コラール集を聴いてみたい。 1996/12/16 発売