ザ・ウィリーズ
長年、自己の内の「アメリカなるもの」を追求してきたギタリスト、フリゼールが、正面切ってカントリーやブルーグラスに取り組んだアルバム。バンジョーとベースとのトリオ編成だが、彼らの阿吽の呼吸はヘタなジャズCDよりもはるかにジャズらしい。
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ビフォア・ウィ・ワー・ボーンビフォア・ウィ・ワー・ボーン
いつの間にか名前の日本語表記も変わってしまって、音楽のほうもベクトルの向きをあちこち変える人だ。しかし鬼才アート・リンゼイをはじめとする先鋭的な音のシャワーの中で、気持ちよさそうに自分の音を奏でるこの人は、やはりただものではない。 1997/06/25 発売
Gone,Just Like a TraGone,Just Like a Tra
前作『ナッシュビル』でジャズとカントリー&ウェスタンの妖しき融合に成功したフリゼールの本作は、スーパー・ドラマー、ジム・ケルトナーとのトリオ作。アメリカのギター・ミュージックを抽象化しながら、独自のテイストを出すいつもの手法が躍動。 1998/02/25 発売