発売元 : 株式会社ポリスター
2005年11月、パリで録音した初のソロ・ピアノ作。透明感のあるタッチ、即興の中からあふれでる美旋律、鮮烈なリハーモナイズなどを通してアーティスト性が全開。メロディを愛おしむかのように表現する(3)、終盤以外は原型をとどめないほど飛躍する(9)など素晴らしい。★
なんでもありのギタリストの、彼がやっているCoilというバンド基調によるアルバム。エレキを中心にアコースティック・ギターまで、さまざまなギターの音/奏法が伸びやかにあふれ出る。昔育んだロック的な何かが今の環境のもとさまざまに広がり出ている、そんな印象を持たせる。
LPをAB面で分け、中国を題材にしたA面を「DRAGON SIDE」、B面を「DREAM SIDE」とした2部構成の83年発表作品。オリジナリティ、完成度ともに非常に高い一枚だ。
松本清張ドラマ『黒革の手帳』やCX系ドラマ『滅びのモノクローム』などに出演・演奏する新進ヴァイオリニストのアルバム。TV出演時の劇中で演奏した楽曲の他オリジナル曲など、ポップな楽曲が収録。
CMへの起用で歌声が話題となっていたシンガーのデビュー&カヴァー作。彼女の歌唱力もさることながら、各曲で演奏を分担する天野清継、平岡雄一郎、鬼怒無月の三者三様のギター・プレイも見事。ヴォーカル・ファンだけでなくギター・ファンも楽しめる。★
4ビートのスタンダード中心の選曲、フルアコの繊細で空間的なトーン、バップの文法にのっとったフレーズ……。天野清継のギター・プレイはとても正統的だ。こういうド真ん中のプレイが今の時代、意外に難しかったり、勇気要ったりするんだけど。
ドラマ・ヒットで火の付いた韓国ブーム。その韓流アーティストの第一人者的存在で根強い人気を誇るチョー・ヨンピルのベスト・アルバムが装い新たに2枚同時再発売。ヒット曲ばかりが収録されている。
プリンスのバック・ギタリスト、マーク・アンソニー・ジョーンズのプロデューサー、デニス・マーティン。彼が全面プロデュースしたマキシで、気鋭のDJ、OSAMU Mも参加したクラブ・ポップ。
四季をテーマに、春夏秋冬の季節の流れを追ってまとめられた、ピアノ・インスト・アルバム。収録曲は唱歌やポップスの名曲がほとんどで、耳馴染みのある曲が多いので、親しみやすい作品集といえる。聴き込むもよし、何かをしながら聴くのもよし。