新メンバー、イアン・ゴムの加入によって、よりカントリー・ロック的な味わいが増した時期のアルバムだ。ソングライターとしてのニック・ロウの成長も見逃せない充実した曲が並ぶ。
さまざまなジャンルを経験したクリス・スペディングの魅力が余すところなく活かされているアルバム。70年代UKロックの隆盛を築いたともいわれるその実力はここで十分証明されている。