音楽むすび | 2001年3月14日発売

いつもバラエティに富んだレパートリーを披露してくれるオランダのジャズ・トリオの新作。カレル、フランス、ロイの3人組が、今回は洗練されたクラシック・ジャズを聴かせてくれる。

前アルバム『FREEDOM』から1年6ヵ月ぶりの、待望の5作目だ。7弦ギター&5弦ベースの重音リフにより、さらにラウドでアグレッシヴになったサウンドに乗りまくる極上のメロディ。

最近のライヴで披露していた新曲が、いよいよマキシ・シングルで登場。本作からスピッツなどを手掛けるエンジニア、牧野“Q”英司を起用し、バンドのカラーを一新させた。

彼らの21世紀第1弾で、第9回世界水泳選手権大会福岡2001(7月開催)の公式テーマソング。独特の哀愁とダンサブルなビート感をもつインパクトの強いナンバーだ。

パワフルなギター・サウンドに支えられたトラックにyunycaの個性的なヴォーカルが心地よいアルバムだ。異彩DJユニット、ジャズトロニックによるリミックスも聴き逃せない。