2002年10月16日発売
シンガー・ソングライター、久野かおりのマキシ。一度聴いただけで口ずさんでしまえそうなポップ・チューン(1)、訴えかけるように歌うマイナー調の(2)、しっとりとしたバラード(3)と、表情の異なる作風。ラブ・ソングが好きで、甘い“愛”の世界にどっぷり浸りたい人に。
ケビン・レトーに発声法を学んだという男性ヴォーカリスト、TACTのデビュー・マキシ・シングル。彼の中性的な甘い声に酔ってしまう女性はいるかも。サウンドも彼の声が生かされたシンプルな作り。(3)は、クリスマス・シーズンにピッタリの曲だ。
デビュー曲(10)とともにレコード会社に送った(8)など、その歴史を網羅する初のベスト・アルバム。これまでの全シングルと代表曲に加え、今作のために書き下ろした(16)も収録されている。最新シングル(1)などのスロー・ナンバーありファンキーな(3)あり、歌声の多彩ぶりも圧巻。
8ヵ月の短いスタンスで91年11月に発売された2nd。60年代の良質ポップス、70年代の黄金期ロックなどを飲み込んだ心地良いメロディとひらめきときらめきに満ちた歌詞が素晴らしい1枚。
オリジナルは92年9月発売のミニ・アルバム。全編にオーケストレーションを施し、ストリングスやブラス、キーボード・アレンジも効いた作品となっている。ヴォーカルも安定してきた頃ですね。
プロデューサーに笹路正徳を迎え、93年9月にリリースされた4枚目。サウンドもひとまわりスケール・アップし、新生スピッツの予感にあふれた1枚。「夢じゃない」ほかシングル5曲が収録。
94年9月発表の5枚目。ドラマ『白線流し』の主題歌となった「空も飛べるはず」(アルバム・ヴァージョンで収録)は彼らを代表する名曲に。これはリマスタリング済の高音質で、プライス・ダウンされてのお買い得のリニューアル盤。
ミリオン・セラーとなった95年9月発表の6枚目。大ヒット曲「ロビンソン」「涙がキラリ☆」をはじめ、名曲がずらり。J-POPシーンにおけるスピッツの存在感が、より明確化した記念碑的1枚。
『ハチミツ』同様高い人気と評価を決定づけた96年10月リリースの7枚目。力強い歌詞、バンド・サウンドが一体となったトータル感あるロック・アルバムに。「チェリー」などを収録。
共同プロデューサーに元カーネーションの棚谷祐一を迎え、98年3月リリースの8枚目。ロック/ポップスのマニア心をくすぐる細かい仕掛けはさすが。「スカーレット」ほか粒揃いの楽曲を収録。