2002年10月発売
ボサ・ノヴァの(3)からシャンソンの(10)まで、タイトル通りに超有名曲を歌った2002年作品でマーティン・テイラーのギターもフィーチャー。しっとりと深い情感を漂わせる(15)のバラード表現では声質の魅力を存分に発揮。原曲のメロディを微妙に崩す(7)も味がある。
全米シーンで注目度を上げている若手シンガー・ソングライターが、99年にインディ発売していた初EPの再発盤。デモなどを追加した新装版だが、アコースティック・アレンジによる新人離れした情感表現には心を揺すぶられる。名前が普通とか坊ちゃん風とかなめるべからず。
ハロープロジェクトのメンバーが70〜80年代のフォーク/ニューミュージックの名曲をカヴァーする企画盤の第3弾には中澤裕子、後藤真希、藤本美貴が登場。後藤の「卒業写真」、中澤の「帰れない二人」、藤本の「結婚しようよ」など(いろんな意味で)スリリングな組み合わせが実現。
ASAPなどとカヴァー・アルバムのブームとなったキャロル・セラ。本作は既発のカヴァー定番、松任谷由実や竹内まりや作品から選りすぐって編集したベスト・アルバム。フランス語が心地よい。
発売元
株式会社サブスタンス60年、ユーゴスラヴィアを訪れたクインシー・ジョーンズ楽団のメンバー4人と、現地ミュージシャン二人が共演した10インチ盤のCD化。典型的なモダン・ジャズといった感じの演奏が楽しめる。欧州ジャズの研究家・愛好家には嬉しい希少盤の登場だ。
発売元
株式会社サブスタンスフランス、アメリカ、ユーゴスラビアのミュージシャンによって展開されるこの演奏はさまざまな要素が混在されていて興味深い。スウィング、モダン、初期フリー、さらにはクラシックのテイストまで感じさせる内容が彼らのバックグラウンドを伝えている。
発売元
株式会社サブスタンスRTBに吹き込まれた“超貴重盤”のCD化作品。MPSへの録音で知られるボリスラフ・ロコヴィッチ(p)のトリオにテナーとフルートのリード、ギターを加えたクインテット61年録音ということでモダン・ジャズの典型的な演奏だ。気分はバルカン半島のブルーノート。
辻堂のビーチ・カフェ、スプートニックで毎夏行なわれるパーティでのアンセム11曲を収録した、チルアウト〜ラウンジ音楽の編集盤。藤原ヒロシ、ジョン・ケネディなど、日英アーティストの作品は、浜風が心地よいサンセット・カフェが似合う癒しの音楽だ。