2006年7月26日発売
カナダ出身の5人組、スレット・シグナルのデビュー・アルバム。デス・メタルの影響下にあるブルータルでヘヴィな音楽性に、モダンで洗練された要素も加味され、新人らしからぬ存在感を備えている。
KinKi Kidsの約7ヵ月ぶりとなる23枚目のシングル。それぞれのソロ活動で志向性の違いをみせつつ、KinKiではガツンとこういう楽曲を聴かせるところがスゴい。林田健司によるメロディは、夏というキーワードや沖縄調アレンジを超えた力を持っている。
結成から22年目を迎えた横道坊主の、通算17作目となるオリジナル・スタジオ作。今井秀明(vo,g)のポジティヴな歌詞や高揚感あふれるメロディにもますます磨きが掛かり、レゲエからブルースまで、年輪を重ねたロック・バンドならではの風格すら感じさせる力作。
特撮ドラマ『牙狼』出演俳優たちで結成されたグループのデビュー曲。プロデュースは、両曲の作者にしてオリジナル歌手の京本政樹が担当。底なしに劇的な京本ワールド炸裂の佳曲だが、ドラマの世界観を踏まえた歌詞ゆえ、出演者ならではのやるせなさが表現できている。
ニューハードがメンバー的にも音楽的にも充実していた時代の作品。それだけに、お馴染みのスタンダードを演奏しても聴き応え十分の内容になっている。才人・山木幸三郎のアレンジも冴えているし、アンサンブルおよび各メンバーのソロも粒揃い。
日本の5つのビッグバンドがスタンダード集で競演、5枚とも82年の文化庁芸術祭に参加した作品の一枚。このアルバムは当初『スターダスト』(原盤はSMS)というタイトルだった。趣向に富む多彩なアレンジとパワフル&スリリングなブラス・サウンドを聴かせる。
第37回文化庁芸術祭参加作品。デューク・エリントン楽団の演奏でおなじみの曲をブルーコーツのオリジナリティで換骨奪胎する、というチャレンジングなアルバム。個性的で、しかも魅惑のアンサンブルを生み出すアレンジの妙。味わいのあるソロもたっぷり聴ける。
初期には秋吉敏子やフランキー堺、与田輝雄も在籍したという日本のビッグバンド業界でも名門的存在のゲイスターズ。イケメン・ペッター・岡本章生を7代目リーダーに据えた本作は、82年リリース作品。小気味よいプレイと洗練されたアレンジが印象的だ。
数々の名演からカリビアン・チューンを選りすぐった裏ベスト的アルバム。ライヴのアンセムでもあるカヴァー「What A Wonderful World」など、夏を感じさせる音ばかりを収録。
自転車ロード・レースをテーマにしたコンピレーションCD『CICLISMO』の第3弾、完結編。日・仏・英・独・米の12アーティストによる、ロードレース・クレイジー・サウンドをオマージュしたアルバム。