2009年1月1日発売
風の宿 c/w雪迎え風の宿 c/w雪迎え
日本海の荒れる海原を思わせるようなダイナミックなイントロから始まる叙情演歌で、テーマは未練を断ちきる女のひとり旅。水田の歌唱は、タメを利かせながらも淡々と歌っている。そこには一から出直そうとする女の静かな決意が示されているようだ。
バタヤンの人生航路バタヤンの人生航路
エレキ・ギターを抱え“オース!”と歌い始めるバタヤンこと田端義夫のデビュー70周年全集だ。途中、回想を挟んで歌い、演歌風のこぶしとは異なる往年の歌謡曲コブシによる歌唱を聴かせる。「涙そうそう」などのカヴァーには現役感が漂っているのだ。
韃靼海峡/石ころの唄韃靼海峡/石ころの唄
「兄弟船」をはじめ船乗り演歌を数多く歌い上げてきた鳥羽一郎、2009年はついに国境を超え、韃靼海峡(サハリンとロシアの間にある海峡)に向かった。どこまでも北に向かって突き進んでいくような、男気あふれるコブシ回しが素晴らしい。荒波超えて、ドンといけ!