2010年12月発売
エルヴィス生誕75周年を祝し、“21歳のエルヴィスが21世紀にアルバムを制作したらこんなサウンドを作り出したに違いない”というコンセプトのもと制作されたアルバム。若くエネルギッシュな歌唱と現代のテクノロジーが融合した一枚。
『明日なき暴走』(75年)発売後、『闇に吠える街』(78年)までの3年間に録音された21曲が、2枚組アルバムとしてリリース。タイトル曲のフル・オーケストラ・ヴァージョンや、パティ・スミスとの競作曲の別ヴァージョンなど貴重な楽曲を収録。クオリティの高さは『明日なき暴走』にもひけをとっていない。
米女性グループのベスト・アルバム。デビュー20周年を記念した2枚組で、新しい作品から古い作品へと、時代を遡ってヒット曲・代表曲が収録されている。ポップとブルーグラスをミックスした優雅でセクシーな楽曲の数々。反面、風刺の利いた歌詞もこのグループの存在を大きなものにしている。
誰からも一目置かれるスーパー・ギタリストの通算14枚目のスタジオ・アルバム。キャッチーなリフのハード・ロックからバラード、ドラマティックなサントラ風楽曲など、ギター同様に多彩なアレンジは、インスト作品というのを忘れさせるほどギターが奏でる歌心あふれるメロディに引き込まれる。
十余年を超えての3部作完結。自作以外にビートルズ、ビリー・ホリデイなど、原曲同様、いやそれ以上に違った魅力を引き出すギターの魔術師。ソロは簡素にメロディを浮き立たせ、絶妙な伴奏はソロイストを押し出す、職人の至芸。「ジョイフル・インサイト」の自身の歌もシブイッ。マリーナ・ショウが3曲に参加。★
ダンス・ミュージック・クロスオーヴァーの申し子が放つサード・アルバム。JABBERLOOPからDAISKE、MAKOTO、そして元Immigrant's Bossa Bandのヴォーカリスト、Ray Tekuramoriがゲストとして参加し、振り幅広くリスナーを魅了する渋みのかかった世界へ彩りを加えている。
ロンドンでミックスとマスタリングを施した、ロック・スピリッツに満ちた15thアルバム。収録曲ごとに異なる色彩感とメッセージを持たせつつも、彼女らしい疾走感あふれるサウンドで統一している。
ニコニコ動画などで活躍する彼のデビュー作品となるピアノ・アルバム。本作はニコニコ動画でヒットした曲や名曲のピアノ・カヴァーで構成されており、非常に繊細で、かつ壮大な広がりを感じさせる一枚に仕上がっている。どこか孤高をイメージさせる彼のピアノは、シンプルながら色気がある。