著者 : バーバラ・ハンブリー
光の軍隊光の軍隊
魔法使いを心よく思わぬ大法官アルウィルは、ルーディと魔法使いたちをなきものにせんと、暗黒の生き物の巣窟を探らせることにした。その無謀な偵察がいかに危険かを承知しながらも、大魔法使いインゴールドはルーディと仲間を連れて出発した。そのころ、ジルはある夢を見て、暗黒の生き物に関する古代の謎を解く手がかりを得るが…。ミステリアスな暗黒の生き物の正体がついに明かされる、ダールワス・サーガ最終巻。
迷宮都市迷宮都市
現実の世界から暗黒の生き物が人肉を求めて暴れまわる異世界へ転移した女子大生のジルと自動車整備工員のルーディ。ふたりは化け物と闘う間に、それぞれのうちに秘められた力を発見したージルは剣士に、ルーディは魔法使いになれる才能があったのだ。これに気づいた魔法使いインゴールドは、ルーディを連れてクオへと旅立った。その地にこそ、暗黒の生き物を退治する手立てを知る唯一の人物、魔法使い会議の議長ロヒロがいるのだった。だが、たどり着いてみるとクオには魔法がかけられ、誰も近づくことができない迷宮の都市と化していた。
闇の戦い闇の戦い
女子大生ジルは夜ごと悪夢にうなされていた。暗黒の生き物に追われて逃げまどう人々。この見知らぬ都市に繰り広げられる惨事こそ、まさに阿鼻地獄そのものだった。一抹の不安を覚えながらも、夢は夢とたかをくくっていたジルに、ある晩意外なことが起きた。ふと目覚めると夢の中の魔法使いが目の前にいるではないか。しかも、ジルにダーレ家の王子をかくまってほしいというのだ。事情がわからぬまま隠れ家を提供したジル、そしてそこにふとしたことで立ち寄った不良青年ルーディは、いつしか異世界の恐るべき死闘に巻きこまれていった…。
PREV1NEXT