著者 : 江本マシメサ
浅草和裁工房 花色衣浅草和裁工房 花色衣
体力自慢の新米編集者、陽菜子の異動先は、着物雑誌の編集部。アンチ着物派の陽菜子は思いがけない事態に戸惑うばかり。さっそく任された取材で和裁士の桐彦にインタビューをするも、案の定大失敗!桐彦にからかわれ、「ねこちゃん」呼ばわりされてしまう。気にくわない男と思いながらも、桐彦の助言を受けるうちに着物の魅力を知っていく陽菜子。ある日、祖母の着物への態度に疑問を抱いた陽菜子は、違和感の正体を突き止めようと桐彦に相談するがー。着物にまつわる謎と秘密が、鮮やかに解き明かされる。じれったい恋の行方も気になる浅草着物ミステリー!
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし
一年の半分近くが冬となる極寒の地を治める伯爵リツハルドは、夜会で出会った男装の麗人、元軍人のジークリンデに目を奪われ、思わず告げるー「自分と結婚してください!」と。一目惚れから始まった、オーロラが空を彩る地での、一年間のお試し婚。トナカイを狩り、解体&仕分け&熟成。摘んだベリーは保存食に。伝統工芸品を作る合間に、凍結湖で魚釣り。自給自足の狩猟民族的スローライフを通して、奥手な二人は無事、正式な夫婦となれるのか?