著者 : 霧村悠康
脳漿溶解(上)脳漿溶解(上)
桐内製薬副作用情報室に、衝撃的な副作用報告が3通届いた。薬の服用により脳が溶けている…!?しかしその症状は、病院だけにとどまらず、普通の生活を送っている人々にもひそかに蔓延していた。その人々には薬の服用例はない。死亡者たちに共通するものはなんだ?調査に乗り出した副作用解析医・古閑志保梨は深き闇に突き当たる。シリーズ第三弾。
脳漿溶解(下)脳漿溶解(下)
「脳が溶けている!」…。その衝撃的な事例の調査に乗り出した副作用解析・古閑志保梨は、ある研究所にたどり着く。その場所・日本食品衛生生命科学第一研究所では多くの食品添加物が研究されていた。権力と闇が交差した時、人々の安全は置き去りにされていく。真相に迫る志保梨にも暗き脅威が忍び寄っていた。副作用解析医・古閑志保梨シリーズ第三弾。
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