著者 : J.F.フリードマン
第一級謀殺容疑(上巻)第一級謀殺容疑(上巻)
サンタ・フェの中年弁護士ウィルは、辣腕ながら、自らの素行ゆえに公私共に窮地に陥っていた。パートナーからは三行半、二度目の結婚は破綻、最愛の娘は近々遠くに行ってしまう。そこへ街を震撼させた異常殺人事件の弁護の依頼。第一級謀殺容疑を受けたのは、凶悪な嫌われ者、暴走族4人組。だがウィルは無実を直感する。圧倒的な劣勢の下、自身の復活をもかけて挑むウィルに勝機はあるのか。
第一級謀殺容疑(下巻)第一級謀殺容疑(下巻)
ウィルには十分な勝算があったのだ。検察側の重要証人は頼りなく、一方バイカー達のアリバイは完璧で、弁護チームは最強。だが結果は有罪、第一級謀殺罪で被告の死刑は確定する。失意のウィルに、さらに刑務所での暴動勃発の知らせが。リーダーはバイカー達で交渉役に彼を指名した。
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