著者 : T.コラゲッサン・ボイル
ケロッグ博士ケロッグ博士
1907年、一組の夫婦がコーンフレークで有名なあのケロッグ博士経営の療養所を訪れた。博士の健康法を信奉する妻が、胃痛と不眠に悩む夫を連れてきたのだ。オオバコの種子とヒジキの食事、菌の排出のための一日5回の浣腸、電気風呂やら泥風呂、振動ベルトに電気毛布、そして厳格な禁欲生活…。過酷な科学的治療に夫は疲れ果てるーいまアメリカで最も笑える作家が贈る抱腹絶倒本。
イ-スト・イズ・イ-ストイ-スト・イズ・イ-スト
現代の侍になるんだ-。武士道精神に生きる混血児ヒロの父親を求める無垢な心情と行動と破滅。東西文化の融和は果たして可能か?軽いタッチで永遠のテーマに挑む異才の最新長編。
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