小説むすび | 野上弥生子短篇集

野上弥生子短篇集

野上弥生子短篇集

20世紀のほとんどを生きた、私たちと同時代の作家野上弥生子(1885-1985)。『真知子』『迷路』『森』などの骨太な長篇小説でしられる野上弥生子は、また、克明な観察力と鍛えぬかれた描写力による確かな人間造形が際立つ、練達の短篇作家である。「或る女の話」「哀しき少年」「明月」「狐」など、秀作7篇を編年順に収録。

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