小説むすび | わたしたちの心

わたしたちの心

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「彼女に恋していたから、彼は苦痛だった」-裕福な趣味人マリオルは心ならずもパリ社交界の女王ビュルヌ夫人に魅惑される。マリオルの繊細な愛情を喜びながらも、夫人がなにより愛するのは自らとその自由…。独立心旺盛な女と、女に振り回される男のずるさ、すれ違う心の機微を、死期の迫った文豪が陰影豊かに描く。

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