小説むすび | 生きている過去

生きている過去

生きている過去

零落した貴族の館にあってひたすら孤独と無為の日々をおくる青年ジャン。過去の世界を夢見て生きつづけようとする彼は、やがて深い血のつながりと宿命につき動かされ、自分と同名の先祖が150年前にはたせなかった恋を受け継ごうとする…。荷風が心酔した黄昏の詩人レニエ(1864-1936)の傑作小説。

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