小説むすび | 火の子燃ゆ

火の子燃ゆ

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貞享元年、若き新井白石は学識を認められ、徳川綱吉の大老・堀田正俊に仕えていた。だが、正俊が江戸城で若年寄・稲葉正休に殺される事件が起きる。2年後、人付き合いも世渡りも上手くない白石は、亡き主君への恩義と事件への疑念を抱きながら堀田家に仕え続けていた。ある日、白石は元稲葉家臣の医者が辻斬りされる現場に出くわす。辻斬り犯の挙動の不審さに、正俊暗殺との繋がりを直感した白石は辻斬り事件を調べ始める。

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