小説むすび | 幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。

幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。

幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について。

出版社

KADOKAWA

発売日

2016年8月5日 発売

田舎町のおんぼろな自動販売機、そのそばにはいつも着物姿の女がいる。軽やかに歌う彼女は「人ならぬもの」。なぜか“ぼく”にしか見えない女を幽霊と勘違いし、塩を投げつけた…それが、出会いだった。年月が過ぎ、気がつけば“ぼく”は、大人な見た目に反して子どもっぽく純粋な「自動販売機の精」に、恋をしていた。だけど“ぼく”は知らなかったんだ。彼女の本体であるおんぼろ自動販売機に「おしまいのとき」が迫っていることをー。

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