小説むすび | 佐和山炎上

佐和山炎上

佐和山炎上

出版社

KADOKAWA

発売日

2015年4月25日 発売

琵琶湖の湖畔に建てられた佐和山城で、石田三成の三男・八郎に講義をしていた八十島庄次郎は、主君の三成が関ケ原の戦いで敗れたことを知る。籠城が決まり、八郎を本丸へと移した翌朝、法華丸の守備についていた山田一族が城抜けしている様子が窺えた。徳川側の猛攻に、為す術もなく二の丸で最期の一戦を迎えようとしていたとき、八郎の命と引き替えの和議が申し入れられる。表題作「佐和山炎上」他8編。

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