小説むすび | ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 下

ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 下

ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 下

出版社

KADOKAWA

発売日

2016年12月24日 発売

囚われのチキランケを鎮所まで追ってきたマサリキンだったが、自らも牢に入れられた上に、反乱軍との関係を疑われ、死罪が下されてしまう。一方按察使は、モーヌップの地から蛮族と叛徒を一掃し、王化政策を進めようと企てるが、農民の逃散は止まらなかった。悲劇的な運命に翻弄されるチキランケが歌う、『風の歌』は人々の心を打ち、いつしか鎮所の誰もが口ずさむ歌になっていた。その頃、遠く離れたタンネタイの森には、エミシの反乱軍・ヌペッコルクルが今にも集結しつつあった。

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