小説むすび | 砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子

砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子

砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子

出版社

KADOKAWA

発売日

2019年1月24日 発売

時の帝の寵愛を受ける中宮定子に仕えることになったなき子(清少納言)。「年増」の年齢で宮中に入った彼女だが、愛らしく気高い定子に瞬く間に心奪われる。女が学をつけても良いことは何もないと言われる時代、共に息苦しさを感じていたふたりは強い絆で結ばれてゆく。だが定子の父の死で一族は瞬く間に凋落し…。身分違いの恋に苦しむなき子、そして紫式部との因縁。悲運の時代に生きる女たちを描いた哀切にして美しい平安絵巻。

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