小説むすび | 鏡地獄

鏡地獄

鏡地獄

出版社

KADOKAWA

発売日

2019年3月23日 発売

少年時代からレンズや鏡に異常な嗜好を持ち、ついには自宅の庭にガラス工場まで作ってしまった男。ある日、その男の実験室に、内部から笑い声のような唸りが響く不思議な玉が出現する…(「鏡地獄」)。表題作のほか、未亡人が語る怪異譚「人でなしの恋」。夫婦の歪んだ愛の形を描いた「芋虫」。「人間椅子」「踊る一寸法師」「パノラマ島奇談」「陰獣」など、乱歩の怪奇・幻想小説の傑作8編を選りすぐって収録。

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