小説むすび | 亀井琉球守

亀井琉球守

亀井琉球守

出版社

KADOKAWA

発売日

2010年12月25日 発売

「親の仇が、いまや味方かー」尽きぬ戦のなか、恩賞をめぐる一喜一憂も束の間、ひとたび気働きを怠れば、そこには我が身と一族郎党の死が待っている。毛利に滅ぼされた尼子党にあって、秀吉・家康という天下人の下を生き延び、流浪の身から一代で因幡国鹿野の大名にまで出世した亀井茲矩。秀吉に「琉球」を願い出た男が、戦塵の果てに辿り着いたのはー。家族と家臣を守り抜き、乱世に夢を追い続けた男の波瀾の生涯を描く。

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