小説むすび | 冤罪執行遊戯ユルキル 上

冤罪執行遊戯ユルキル 上

冤罪執行遊戯ユルキル 上

監獄で目覚めた春秋千石。狐の仮面を被ったぴん子と名乗る女が言う。「犯罪者のあなたにチャンスをあげましょう。これからとある遊園地の様々なアトラクションに挑み、勝利すれば無罪放免です」「違う、俺は冤罪なんだ!」さらに現れたのは、被害者の莇リナだった。舞台は、無人の遊園地『ユルキルランド』。そこには千石の他にも、4組の犯罪者と被害者がいた。犯罪者を『囚人』、被害者を『執行人』と呼び、ペアを組んでアトラクションに臨む。囚人は無罪を勝ち取りたい。執行人は勝てば望んだものが手に入る。恨みを晴らすこともできるー。アトラクションに挑むなかで明かされていく、それぞれの秘密。残酷で狡猾なこのユルキルランドで勝ち残るのは、誰か。

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