小説むすび | 鬼流殺生祭

鬼流殺生祭

鬼流殺生祭

出版社

講談社

発売日

1998年8月5日 発売

時は維新の騒擾未だ収まらぬ明詞七年、帝都東京で不可解なる事件が発生した。雪に囲まれた武家屋敷で、留学帰りの青年軍人が刺し殺されたのだ。その友人で公家の三男坊、九条惟親は行きがかり上、事件の解決を依頼された。調査を開始する九条のまえに、謎はより深淵なる様相を明らかにする。犯行は如何にしてなされたのか?そして、秘密裏に行われた奇妙なる宗教儀礼は何を意味するのか?困惑する九条は、変わり者の友人、朱芳慶尚に助言を求めるが…。

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