小説むすび | 三国志(二)

三国志(二)

三国志(二)

出版社

講談社

発売日

1989年3月24日 発売

黄巾賊の乱は程なく鎮圧されたが、腐敗の土壌にはあだ花しか咲かない。霊帝の没後、西涼の董卓が十常侍に代って権力の中枢に就いた。しかし、群雄こぞっての猛反撃に、天下は騒然。曹操が起ち、袁紹が起つ。董卓の身辺には、古今無双の豪傑呂布が常に在り、刺客さえ容易に近づけない。その呂布が恋したのが美女貂蝉ー董卓の寵姫である。傾国という言葉は「三国志」にこそふさわしい。

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