小説むすび | ジョン・マン 波濤編

ジョン・マン 波濤編

ジョン・マン 波濤編

出版社

講談社

発売日

2011年1月6日 発売

わずか十四歳。寺子屋にも満足に通えなかった貧しい漁師が鎖国日本から身ひとつで漂流。初めて西洋文明(アメリカ)の中で暮らした日本人となり、初めて欧米の高等教育を受けた日本人となり、初めて世界の大洋を巡った日本人となり、ゴールドラッシュのカリフォルニアで金を掘り、唯一、自力で帰国を果たした日本人漂流民となった。帰国から二年後、あのペリー艦隊がやってくる。この男がいなければ、日本は植民地になっていたかもしれない。土佐に生まれた作家が渾身の筆で描く、郷土の先達、中浜万次郎ことジョン・マンの奇跡の生涯。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP