小説むすび | 旅立ちの季節

旅立ちの季節

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64歳で航海士としての勤めを終えた楠木健太。妻に先立たれ小樽にひとり暮らす彼は、あるきっかけで「終活」をはじめた。それは彼にとって、自分らしい人生の終え方を考えるためのプロセスでもあった。エンディングノート、財産管理や後見人の契約・葬儀・お墓・遺影の準備など終活を進めていく楠木を心配しつつ見守る姪の理沙と夫のペッカ。フィンランド人を父に持つペッカはフィンランドにある「オーロラ観測村」の後継者で、ふたりはまもなく日本を発ち移住することになっていた。「人生の最終章」を描く感動小説!

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