小説むすび | 丹下左膳(乾雲坤竜の巻 下)

丹下左膳(乾雲坤竜の巻 下)

丹下左膳(乾雲坤竜の巻 下)

著者

林不忘

出版社

講談社

発売日

1996年4月20日 発売

異形異端の怪剣士・丹下左膳は、今宵も血刀を振るって大江戸の闇に哄笑する。二刀はふたたび仇敵同士の手に引き裂かれたのだ。左膳に与するは奥州中村六万石、栄三郎に力を貸すのは剣侠・蒲生泰軒。血腥い魔風を孕む刀争奪の死闘に、大岡越前の裁きや如何に。『新版大岡政談』として発表されるや、強烈な虚無的イメージで丹下左膳を一躍不滅のヒーローにした、大衆小説屈指の雄編、佳境へ。

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